世田谷区教育委員会後援・講演会のご報告

日 時 平成30年7月18日(水) 1時30分~3時30分
会 場 三茶しゃれなあど 5階オリオン
演 題:江戸の天下祭
講 師:濵中 正之氏(世田谷区生涯大学専任講師・当会顧問)
参加者;73名(うち一般の方 19名)

(講演要旨)
 「江戸天下祭り絵巻、歌麿・広重などの絵、現代の写真」など多くの資料をスクリーンに投影して、講演していただいた。以下、講演資料の一部を記載。
 天下祭とは、神田明神と山王権現の祭礼のこと。隔年に行われ、祭列が江戸城内にも巡行し、将軍の上覧を受けたために「天下祭」・「御用祭」とも称された。将軍上覧という栄誉に伴い、練り物や曳き物、地走踊(各町で揃いの衣装を着用して踊りを披露するもの)、踊屋台などが次第に祭列へ組み込まれていった。
 現在の神田祭は、新暦5月の土曜日に行われる神幸祭と呼ばれる鳳輦の渡御行列と、翌日曜日に行われる氏子神輿による宮入り参拝という2つの行事を中心に行われる。江戸時代の神田祭は、山王祭と隔年の旧暦9月15日 出し行列を中心に、神輿行列や附祭が付随して祭礼が執り行われた。
 神田祭出し36番組構成町が祭礼を賑やかにするため、「附祭」と称えて出し行列の他に、引物、踊屋台、地走踊などを出す風習が文化・文政期に盛んに行われた。年々趣向を新しくして、華美を競った。
 また「御雇祭」であるが、享和元年(1801)の神田祭で、独楽回しに代わって「品替」と記され、附祭と同じような趣向が幕府により命じられた。同時期の山王祭でも同様であり、多くは御台所や大奥からの所望により出され、「御用祭」「御好」などとも呼ばれた。費用・経費は幕府から出された。 以上

受付

受付

奥野副会長開会挨拶

奥野副会長開会挨拶

濵中講師

濵中講師

質疑応答

質疑応答

コメントは受け付けていません。